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ファン交換

2号機のファン取り替えは二度目。
最近、ブザーに近い音が出るようになり、手で触っても振動が伝わるレベル。
造形物に影響が出てないハズも無く、光の当て具合で前出のケース写真のようにリップル痕が見える。
※交換時にモーター支持部分の2箇所に亀裂があるのが分かった。

ファンの振動が影響してか、ヘッドの取り付けネジまで緩んでいた。
短期間ごとの点検が必要。

結構溜まったホコリ。
定期的に柔らかい刷毛で掃除はしているのだが・・。


こんな状態でも平気で回っちゃうんだネ!


ピッチの変更忘れであと4時間!

"イチ・キュッ・パ"の黄フィラメントで中華製プリンター目詰り。
分解したくないので、自作プリンター2号機にセットし直し目詰り。
毎回同じ失敗を繰り返している。

普段使用しているフィラメント(「Aspectek」)は、寒い季節にプリント中でも容易に折れてしまうため、柔らかくて融解温度が低い"イチ・キュッ・パ"の出番となるが、設定のし直しを忘れると面倒に見舞われてしまう。

最初の一方的な押し込みでは抵抗なくノズルから排出されるが、引き戻し(リトラクト)動作を行うと伸ばされて細くなったフィラメントとバレルの間に隙間が出来てしまい、次の押し込みでその空隙に溶けたフィラメントが入り込でしまう。
一度バレル内部に入り込んで固まったフィラメントは融解するほどの熱が伝わらないため、内部で固まったままとなり、無理に通り抜けようとするフィラメントとの摩擦でエクストルーダが押しきれなくなりノッキングを始める。
こうなるとノズルとバレルを分解して取り除く他ない。

対策は限られており、フィラメント交換時は既定の温度に達しているかを確かめ、力任せな動作をしない事。
(複数回の押し引きをしない)

プリンターの個性に依存するかもしれないが、個人的にはいつもより温度を低めに設定し、フィラメントのリトラクト量と吐出量も減らす対策をとっている。

そんなこんなで、メンテ終了後プリント再開。
今度は積層ピッチの変更を忘れて約12時間の長時間プリントに・・








オートレベリング後、センサー取り外しを忘れると・・

前に、Z軸レベルセンサーに使われている圧力モジュールの同等品(Amazon)を紹介した事があったが、オートベッドレベリングが機能せず、取り外しを忘れ悲惨な姿に

本来あるべき姿


ちょっと席を外した隙に取り外しのG29コード実行時のブザー音が聞こえず溶かしてしまった。
キャップ式のレベルセンサーは注意が必要。
(オートレベリングが機能すれば取り外せる位置で停止し、センサーを取り外せるので普通は起こらない!)
G29がブザー音のみで、スルーされた場合、そのままヒーターが入りプリントモードに入るため溶けてしまう。



「Pxmalion」ボード付け替え断念(そして終了)

Mega2560+Ramps1.4の構成でファームを書き換え、あとは端子を接続するだけ・・の段階まできて、端子外形が異なり(大きい)隣のピンにぶつかり接続できないというトラブル発生。
ピッチが同じなら端子が入るという思い込みが招いたトラブル。
工作を楽しんでいるいる訳ではないのでこれで終了。
ケーブルをすべて切断してまでの改造は見送る事にした。

オリジナルファームを書き込んでのコントローラ付け替えはあえなく終了となった。

また元に戻すの面倒くさいナァ!


入れ替え決定

しまっていた予備のボードを引っ張りだし、中華製プリンターのコントローラと入れ替え決定


ハードウェアに合わせて「Firmware」の書き換え作業が・・面倒。


100ミリ幅のマスキングテープを使ってみた。

病院帰りに「ナフコ」へ立ち寄り、かねてから試してみたかった3Dプリンターのベッド用にマスキングテープを購入。

幅100ミリのもので630円程度。(厚みは実測で0.1ミリ)
ベッドに2列貼るだけで済んでしまう。


早速中華プリンターでテスト。


プリントしたモデルが強く貼り付くので、取り外し時は大変だが(ナイフをエッジにあてがい、小型のハンマーで軽く叩いて取り外し)、後は耐久性。
同じ場所で何回プリントできるかしばらくテストしてみることにする。


「Pxmalion」オートレベルの効かない初期「Firmware」にヒット!

購入した「Pxmalion」は、Amazonのレビュー通り、オートレベルが付属していても機能しない方の初期「Firmware」にヒットしていた。 少し残念。(動作するがEEPROMに保存出来ず、プリントにも反映されない)

現在のコントローラを書き換えても良いが、「Pxmalion」の端子群がオリジナルなため、フィラメント切れのセンサーとオートレベルセンサーが一つで兼用されているピン端子番号の割り当てが不明なため、とりあえず保留。

3Dプリンターを自作する際、予備で2台分の「Mega2560」ボードを購入していたので代用する事にした。
自作プリンター用に書き換えた「Merlin」の「Firmware」を更に「Pxmalion」用に書き換え、テストRUNする予定。(未定)
※「Pxmalion」から吸い出したEEPROMデータは以下の通り


A4988のドライバーを、ステッピングモーターの規格に合わせて半固定抵抗で電流調整する必要がある。
(エクストルーダとタイミングベルドで駆動するモーターとでは規格が異なるので注意)


元気もらえる動画

気分が停滞しているとき"爺さま"でも元気をもらえる動画。
才能もだが、随分努力もしたんだろうナ。 




すきな「か・た・ち」

形にはそれぞれ好みがあるが、個人的にはやはり"これ!"




「SU8」+「Unity」によるイメージ比較

「SU8」+「Unity」によるイメージCGと施工後の比較。(新様式本堂内陣:施工時のイメージ後仕様変更有り)

内陣施工前(イメージ)


施工後


巻障子施工前(イメージ)


施工後


内陣正面(イメージ)


施工後
置型の輪灯が吊り下げ式に変更



「Cura 15.x.x」 を少し便利に

中華製プリンターを購入した際、同包されていたスライスソフトが「Cura15.x.x」。

「Repetier-Host」に新たに加わった事で、使用比率も 8:2 程度に変化してしまった。 比率に大きな差があるくらいならいっそ一つに絞れば良さそうなものだが、何かの違いを求めて何となく使ってしまう優柔不断さ。

付属の「Cura」には簡体字(繁体字?)の使わない余計なアイコンがぶら下がっており、どうしても馴染む事ができない。
どうせならメーカーから直接ダウンロード(Free)したソフトを、自分専用の設定で使えるように変更すると気持ちよく利用でき、後々楽である。(今回、変更を加えた「cura」バーションは、以下のリンクから Cura 15.04.6)
https://ultimaker.com/en/products/cura-software/list

前置きが長いほどの大した内容でもないので、さっさと本題へ。

変更する内容は、日本企業MUTHOが自社製3Dプリンター用に提供している「Cura」(フリーでダウンロードできる)日本語版のランゲージ部分を移植させていただき、ダウンロードした「Cura」の環境設定で「Language」を指定、変更出来るように拡張。
「MUTHO」で販売しているプリンター登録に関する指定機能の一部を一般的な登録で追加拡張出来るように変更し、ついでに、3Dモデルの宝庫となっている「Thingiverse」をリンク項目に追加(Python)。

日本語「Language」に至っては、日本の企業が翻訳しているだけあってツールチップに至るまで完璧で理解しやすい。(グラフィック画面に表示されるツールチップについては今回 "パス" :ただし右クリックのコンテキスト・メニューは日本語)

具体的には以下の通り。

オジリナルの「Cura15.04.6」の起動画面


"Japanese"でも良かったが、「Language」を主張の強い"Japan"に切り替えて再起動した画面


拡張、変更箇所。 「Language」は"Cura"再起動後に有効となる。



「プリンターの設定」画面



「高度な設定」画面



プリンター登録設定:その他のプリンター登録時



プリンター登録設定(2)



プリンター登録時、自分で設定を指定した場合の画面


上記、保証無しの変更を試したい方は、以下のリンクから「Cura 15.04.6」と同じバージョンをダウンロード後インストール。(異なるバージョンでの動作確認はしていない!)
次に、記事下のクリップマークをクリックして"zip"ファイルダウンロードし、解凍したら同じ「Cura」のパスに丸ごと上書きすれば OK!
元に戻す際は、オリジナルの英語版を再インストールするだけ。

https://ultimaker.com/en/products/cura-software/list
添付ファイル 添付ファイル


「ベロシティ」効果検証終了

モデルの周囲(あるいは面)に模様を転写する「Velocity」については一定の効果が確認されたのでこれで終了する事にした。

使用した文様


効果が確認できたのでプリントを途中停止。
面の荒れが酷いように見えるが、画像処理によるもの。





メモ:
(1)モデルサイズにあわせて、転写する模様を準備
(100dpi程度の解像度。 サイズ(mm)x4 程度の解像度で準備しておく)

(2)スライサーに読み込んだモデルを事前にスライス
すべての速度設定は60mm/s以上に。
今回はテストなのですべて60mm/sに設定した


(3)Velocityの適用(手順に関する注意書きをよく読む)
今回はシリンドリカル(外周)を適用。
※「Repetier-Host」からの適用手順を動画で添付した。(クリップマーク)

(4)モデルに投影された模様を好みの位置、サイズに調整したらプリントするなり、gcodeで保存するなり好きに処理して終了。

※模様は写真もできるが、コントラストの強い白黒が効果的らしい。
添付ファイル 添付ファイル


べろしてぃ?

ネット空間を"ブラブラ"していたら面白い看板を見かけた。
「流速塗装で遊んでみませんか?」
「料金はタダ!」
「あなたがこれまで縛られてきた難しい概念は全て忘れてもらって結構。」

ちょっと低すぎたが、詳しくは以下のリンクで。
https://github.com/MarkWheadon/velocity-painting
甘い誘いに安易に手を出すと痛い目を見るのは常。
が、何事も経験は必要。
今日の所はネコを代理で勘弁してもらった。

一匹で十匹に立ち向かったような傷跡。(自作プリンター2号機)


まぁ、最初はこんなもん。
次こそ・・・。



熱も冷めやらぬまま、「ベロシティ」、次の失敗結果。
完全に吐出量と温度の設定ミスだが、表面にかすかにグラフィックの転写痕が・・見えるような気もするが?


ベロシティに利用した文様



「Pxmalion」早くも休憩!

性能的に問題は無いが、やはり静粛性とプリント速度、コントローラの操作性に馴染めないため、「mega2560」のコントローラを自作するまで暫く休憩させる事にした。
就寝中も頭上で稼働させ続ける事が多いので、動作音は大きな問題。

動作音だけでなく、コントローラの印刷設定中、ボタンを押すたび、押した本人が飛び上がるほとの"ピッ!"音。
自作機は1メートルも離れるとファンの音しか聞こえないので家族に迷惑をかける事は無かった。

赤丸のコントローラ部分を作り替えるまで休憩。
自分に都合よく書き換えた「Firmware」でないと、動きを詳細に弄れないし、コントローラ操作時のブザー音も消せない。



プリント比較

"自作機"と"Pxmalion CoreI3"とを同じGCODEデータでプリントして比較。
異なる結果は「Firmware」の違いより「ハードウェア」に依存するところが大きい。

※記事中のペン立て「stl」データは最下段のクリップマークでダウンロードできます。(データ作成:SketchUp8)

「Pxmalion」:思い重いヘッドを力任せに動かしている感じ(制動の影響で本体の振動もすごい)




「自作機2号」同じプリント速度だが"ヘッド"も"ベッド"も軽量な分、音も振動も少ない。 リップルは殆ど発生しない。




プリント面の比較(0.2ミリ、47mm/s)
同じ速度、条件では「Pxmalion」の面に、光乱反射とリップルが出ている。(実際は気にならないほど)。
Pxmalionのモデルに反りが発生し始めたため、この高さで停止。




「Pxmalion」:僅か数センチしかない小象のモデル。
シビアな比較をしない限り、特別な設定無しで綺麗に出力できる。
(勿論足も動かせる。) 
サイズによる使い分けが合理的。

添付ファイル 添付ファイル


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