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2016年8月の記事
>>2016年8月の記事一覧

ギリギリまで消費

残り少なくなってきた「フィラメント」をどこで見切るか、いつも悩むところだが、小物をプリントする予定が無ければ数メートルが心理的な限界。
スライサーが計算した、プリントに必要な消費量の予測をそのまま信用するにも勇気はいるが、これまで大きな誤差は無かった。

単純計算なら スライサーが必要と計算した量 + エクストルーダーからホットエンドまでの長さ + α(心のゆとり分)。

・・が、そんな捨てるハズのフィラメントに誰かの一言から陽の目が当たった。
敗者復活の、"言わずもがな" の写真が下。
3Dプリンターの認識が高まるとともに、こんな形に変えると喜んで貰ってくれる人が増えつつある。

モデルダウンロード・サイト
Snowflake
http://www.thingiverse.com/thing:12034
Snowman
http://www.thingiverse.com/thing:14195

【まだ早いが、すぐそこ。】


僅か5〜8センチのモデルなので、消費量も1メートル未満で済む。
端材処理には持ってこいのアイテム。
添付ファイル 添付ファイル


休憩中に、歌うドラゴン・Adalinda

毎日の疲労感が辛く、"気力ゼロ!"。
休む傍ら、無駄にプリンターを動かし続けた結果が下のシルエット。

プリンター製作後、これまで消費したフィラメントは十数キロ。
何を作って何処に消えたか・・?。

シルエットに利用したモデルがダウンロード出来るサイト。
http://www.thingiverse.com/thing:246198


【今日の無駄プリントのシルエット・歌うドラゴン「Adalinda」】


【Dragon・Adalinda シルエット2】


【シルエットの主。高さ10センチ程度に縮小プリント】


Printer: Self-made
Rafts: No
Supports: No
Resolution: 0.2
Infill: 25%



[SketchUp] で、ちょっと息抜き

ネットで「SketchUp」に関する、下のような質問を見かけた。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6024829.html

少し古い記事のようだが似たような問題は「頭の体操」として過去にも存在し、友人たちと無い知恵を絞り合い、己の無能さを悔しながらに楽しんだ思い出がある。(ダメじゃん!)
何より立体を想像の中で加工し、解答に導く過程が楽しかった。

本題だが、これをSketchUpでやるとどうなるか?

ネットの問題と、頭の体操にあった問題二つをやってみた。
前提はシルエットの形状が問題で、エッジは無視。

1..平面で円
2..側面で半円
3..正面で長方形






「頭の体操」で見たのは以下の条件だったような?

1..平面で円
2..側面で二等辺三角形
3..正面で正方形




考える事なく操作だけで結果を確認できてしまう時代。
便利なのか、良くもないのか・・。


3Dプリンター Arduino Case製作 2

自作3Dプリンターにその後の不具合もなく、通常利用が多くなったため、邪魔な配線をカバーするArduino(Mega2560)+ RAMPS 1.4 のケースを再製作。
配線引き出し用に、ケース両側と後ろにケーブル穴を設定。
(自分のプリンター環境に合わせ、適宜変更してほしい。)

設計はいつもの通り、SketchUp。


青と白の2色で刷ると、ガンdm・・・風?


上から見た、基板の収まりの様子。
配線のクリアランスも充分確保した・・つもり。


Printer: Self-made
Rafts: No
Supports: Yes
Resolution: 0.3
Infill: 50%

データの利用は自由ですが、いかなる責任も負いかねます。(お約束)
すべては自己責任で。

※zipファイルはデータ修正済みの、3Dプリント用、stlデータ

添付ファイル 添付ファイル


3Dプリンター 実用に向けて+1

一見、動きの楽しい3Dプリンターだが、X,Y,Zの軸に添って紙の厚さほどを積層していく過程は到底時代遅れに感じてしまう。
時間がかかるだけでなく、オーバーハングや、ブリッジ、サポートなどのプリントに纏わる余計な技術も駆使しなければうまく造形出来ない。

蛙の顔を潰したような形状の冷却用ファンダクト。
2号機に取り付け。



1号機にも青でプリントして取り付け。
これだけの+アルファで、"オーバーハング" や、距離の短い "Bridge" の印刷が可能に。
1000円程度の投資でも効果は大きい。
ホットエンドへの取り付けは、15ミリの軽天ビスが規格にピッタリ。




サポート無しの "Bridge" プリント。
オーバーハングの乱れはそれほど目立たない。



オーバーハングの積層乱れをテストするためによく使われている「カエル」と「Boat」のモデル。



2号機の冷却ファン無しでプリントしたカエルのお腹。
積層ピッチは0.3ミリと荒いが、乱れや、積層時の歪は確認出来る。


冷却ファンを取り付けた後にプリントしたカエルのお腹。
フィラメントの色は異なるが乱れや、歪はほぼゼロ。




これも "Bridge" や "オーバーハング" で良く使われているモデル。


Printer: Self_made
Rafts: No
Supports: No
Resolution: 0.2
Infill: 50%



赤のフィラメント


Printer: Self_made
Rafts: No
Supports: No
Resolution: 0.2
Infill: 50%

「特許切れによって一気に開発が進んでいる・・」などの記事(下のリンク)を見かけたが、事実FDM方式の3Dプリンターでフルカラープリント出来る時代もそう遠くはなさそうだ。

http://i-maker.jp/diamond-hotend-7370.html


書いては消し、書いては消し、doodle clock。

何とも言えない、"くすぐったい”動きに目が釘付け。
アナログな人間がデジタルを作り上げ、そのデジタルがアナログな人の動きを真似る?

暇があれば作って見たい気がしないでもない・・でもない・・。

モデル・ダウンロードサイト
http://www.thingiverse.com/thing:1060107




電源、配線不要。 デジタル日時計

3Dプリンターで出力出来る、20分刻みの「デジタル日時計」。

アイデアを形に出来る頭脳も素晴らしいが、"目から鱗" の発想も素晴らしい。

ただ、数十時間かけて出力する気にはなれないのが残念。

モデル・ダウンロードサイト
http://www.thingiverse.com/thing:1468073


下の動画で使われているモデル。
http://www.thingiverse.com/thing:1068443




完成間近・まさかの停止!

プリント2日目に入り、残り1時間程度でまさかの停止。

これまで、長時間に渡るプリント中に突然停止する現象は2度ほど見られたが、一定間隔で行われるウィルスチェックによるもので、チェック終了後はそのままプリントが再開されていた。
(そのまま停止するため、造形物に瘤が出来る。)

今回は「OPENGL」によるメモリーエラーが原因。
プリント中に、イラストレータ、フォトショップ、SketchUp、Arduino、Repetier-Host(プリンター2台分)・・等々、あまりに多くのアプリを起動し過ぎていたせいかもしれない。
常時、ネットを使い続けるため、「Firefox」による負担も大きい。

「Repetier-Host」はプリンター1台しか利用出来ないシステムだが、COMポートの番号が異なる場合、同じソフトを同時起動した後、もう1台のCOMポート番号を指定して新たに接続するプリンターのパラメータをその都度設定し直し、同時プリント出来ていた。(非推奨)
※先に設定してプリント中のプリンターは、ソフトを終了しない限りそのまま次のモデルを読み込んで、プリントを継続出来る。

モデルはバロック調の彫刻を施した「Picture Frame」。
モデル・ダウンロードサイト
http://www.thingiverse.com/thing:763968

消費するフィラメントの量が多いので、少し残念な気はするが、ほぼ満足出来るディテールの再現が確認できた。
さすがに、2度やる勇気は起こらないが・・